北大祭

 去年、私が入学した年は、コロナウイルスの蔓延により学園祭が開かれなかった。今年はコロナウイルスも弱毒化したのか分からないが、昨年と打って変わって学園祭が制限付きながらも開催することができるようになったようだ。今年のシステムは北大祭のHPから予約をして参加する方式(因みにもう満員で空きは無い)である。

 模擬店では、フランクフルト等の一般的な料理の他、ジビエやカエル肉といった変わり種(意外といける)、おそらく留学生が主体となって振舞われているであろう各国の料理が堪能できる。若干ぼったくり価格だと思うような店もあったが、味は平均して普通~美味しいレベルである。

 北大祭の受付時に配られるのは上記の模擬店を一覧にした模擬店マップである。多分結構な数の人が、これを見て各模擬店を回り帰宅しているだろう。しかし、北大祭の本質は各理系学部の紹介にあると私は思う。北大祭のHPには各学部のイベント情報も記載されたパンフレットがある。それで時間帯を確認し各イベントに参加して、別の学部のイベントに参加するまでの移動時間に上記模擬店を利用するのがベストだと思う。このイベントは実験や展示など多種多様であり、自ら体験できるものもあればできないものもある。しかし、体験できないものでも、疑問に思ったことを実演している学生に問いかければ、親切に回答してくれるので大変有意義だと思う。

 来年はコロナに対する社会の警戒がもっと緩まり、制限が無くなるかもしれない。そうなれば、容易に学園祭に参加できるようになるだろう。その時に少しでも参考にしてほしい。