後期成績発表

 後期の成績発表が本日行われた。北大アカスクは、90点~を秀、80点~を優、70点~を良、60点~を可で評価している。

 既に筆者の書きぶりから特定できる人には特定されていると思うので、大雑把に開示しようと思う。

 前期

秀:3

優:4

良:2

 後期

秀:1

優:3

良:2

 前期よりも後期の方が受講数が少ないのに、成績(GPA)が落ちている。これは、後期の方が難しかったため、未知の内容を学ぶ科目が多かったためだと思う。また後期は本来であればシラバス通りに試験を実施する予定であった科目のいくつかがレポートに切り替わったことで、試験期間にレポート課題が被り負担になったことも関係している。

 因みに、今期(1学年後期)で一番負担に感じたのが、管理会計であった。平均すると負担に感じないであろうこの科目において、最後の最後にレポート課題を2つまとめて出されたので、負担のピーク値が最も高かった。しかし、この科目はコロナが広まらなければ、試験を行う予定であったので、来年からは様相が異なるものとなるだろう。この科目の成績評価は優であり、成績評価のつけ方に異論は無い。最初にマイナス面を取り上げたせいで印象が悪くなってしまったかもしれないが、先生は講義が上手な人なので、新入生におすすめの科目である。

 年間を通じて最も記憶に残る科目は、吉見先生の科目(会計職業倫理・公会計論)である。前期も後期も授業のスタイルは一貫しており、先生が基本的な情報を説明して、その後に説明された部分に関するディスカッションが行われる。まず、発言する機会が頻繁に求められるのが双方向性があって良い。また、その前段階の説明パートも面白く為になるものばかりである。レポート課題に関しては簡潔さが求められるものがあり、簡潔さを求めないレポートでも○ページ以上書いてこいなどと決して仰らず、内容で評価なさるので、学生に対して大変親切であると思う。今は大学本部の役員をされていてお忙しいため、来年度以降も開講されるか分からないが、こちらもおすすめである。

 今回は愚痴のようになってしまった部分もあり申し訳ない。ただ過程がどうであれ、受講してきたすべての科目は糧になったと思っている。また、教え方の上手な先生が大半で、学生も全員真面目である。学部時代、講義中他の人に迷惑をかける人もいたことが懐かしい。今や上質な環境にいられることを嬉しく思う。そんな環境にいられるのもあと1年となった。最後の1年はもっと心血を注いで勉学等に励みたい。