大学院入試

 本大学院の一般入試が約1週間後に控えている。そこで、私がそれに向けてどのような勉強をしたのかを紹介する。

 

 まず本大学院の入試にあたっては、まず願書を取りそろえるところから始まる。さらに願書には志望理由書も添付されていて、成績証明書等と共にこれも提出しなければならないので、相当早くに願書を取り寄せないといけない。この辺をIT化すれば受験生も事務員も負担が軽減するのになぁ、と思いながら出願した。

 

 さて、肝心の試験内容であるが、財務会計論・管理会計論・監査論の共通問題と各受験者が学部で勉強してきた内容を問う選択問題(会計学経営学・経済学・統計学・経営情報学)から構成されている。私自身、選択問題で大きく落としたが結果的に合格したので、合否の決定は他の全受験生と比較できる共通問題に重点が置かれているのではないかと思っている。

 

 会計士受験生は手持ちの予備校教材で十分に対応可能である。その他の受験生は、私が使った教材を参考にしてほしい。

財務会計論・管理会計論:財務会計入門(当記事執筆時点で最新版は第6版)(中央経済社

            一般的な日商簿記検定試験2級の市販教材・問題集

監査論:監査論入門(当記事執筆時点で最新版は第4版)(中央経済社

 

 上記監査論の教材は、入門書であり簡潔で分かりやすく、章末問題がついている。ありがたいことに章末問題の解答は出版社のHPにありダウンロードして手に入れることができる。入試本番での出題形式に語句穴埋めが含まれるが、この教材の章末問題の形式と一致するためおススメしたい。

 そして、過去問演習も大事である(過去問に関しては、大学院HPにある。これもありがたいことに解答付きである)。これをやってどのようなレベルの問題がどのような形式で出題されるのかを把握しないと上で挙げた教材で勉強しても非効率なものとなってしまうだろう。