新入生の初授業

 昨日から、前期の授業が始まっている。1時間目に初級者向けの簿記Ⅰ、2時間目に英文会計(財務会計)、そして3時間目に1年生の全員が受講すると思われる財務諸表論Ⅰの初回講義が実施された。年度初め1回目の授業は、面倒な人もいるかもしれないが、どの講義も簡単な挨拶があると思う。そこで気の合うと思う人がいただろう。今年の1年生は我々よりも人数が多く、尚且つ初めから対面なので同級生として喋られる人を見つけやすいのではないだろうか。今後何回も会う機会があるので、焦らずに友達作りをしていってほしい(無理に作れとは言っていない)。

 あ、そうそう、オリエンテーションの時に言われたかもしれないし、財務諸表論Ⅰの講義中に案内があったかもしれないが、財務諸表論Ⅰ・Ⅱにおいては指定教科書がある。これは現在入手困難であると思う。しかし、先輩方が自習室の入口横に残してくれており自由に持ち帰っても構わないので、まだ入手していない人は自習室に行ってみると良い。また、自習室の座席が決まっていないかもしれないが、私たちの時と同じであれば自習室に行った人から順にホワイトボードに名前を書いて場所を取っていく仕組み(いわば先着順)となっているはずなので、やはり自習室に足を運べばいいと思う。自習室は経済学部棟(図書館の横の建物)の2階にある。

 注意事項として次の点を述べておく。この財務諸表論Ⅰは古い教材を使っているからと軽視してはいけない。ここで教わることは会計思想の違いであり、これが今日の会計基準に浸透し反映されているからである。その点については財務諸表論Ⅰで学んでいくうちに気が付くはずだし、財務諸表論Ⅱの企業結合の話にもつながってくる。それらを通して会計の奥深さに気が付き、感動するだろう(私の場合は自分には全てを理解できないと分からせられ、先生や他の受講生の知識量におののいた)。