2分間スピーチ

 会計職業倫理において、2分間スピーチがあった。ざっくり言うと、経営している父が困ったときに助けるか否かについて。私はこういうのは苦手なので、原稿を用意して臨んだ。そのまま読めば良いだけの簡単な課題なのだが、いざ本番となると、上がってしまって事前に想定していたように喋ることができない。かなり早口で読み終えてしまってしまったのだ。先生は2分という時間に結構重点を置いていたようで、2分を超えた学生に対して、その都度メッセージを入れいていた。これを過剰に意識してしまったのかもしれない。まぁ、やり切っただけ良しとしようじゃないか。

 時間ピッタリで内容も一番良かったのは社会人出身の方だった。自分のエピソードを交えることで他の抽象的な論とは一線を画していた。この方は社会人だから最高得点を採ったとは思っていない。話し方や論の組み立て方から、そもそも地頭が良い人だとわかるくらいの人だ。だから、恐らく私たちと同じように学部からそのまま院に来たとしても上手いスピーチを繰り広げただろう。いつかこの方のようなスピーチができれば・・・